注文住宅は風の通り方の計算も必要
注文住宅は建売住宅と違い、間取りを建主の好きなように設計することが出来ると言う利点が有りますので、日当たりと風通しの良い住宅を建てることが可能です。
日当たりと同時に考えたいのが家の中の空気の通り道で、特に水回りのキッチンやバスルーム、トイレ周りは小窓を設けることで、湿気を逃し気持ちの良い空間を作ることが出来ます。
また天井付近に窓を設け、庭に面した部屋には大きなサッシで窓を作ることで家全体に空気の流れを作り快適で健康的な注文住宅を建てることが可能になります。
空気が部屋を循環する室内は、夏は涼しく冬でも煖房効率を良くすることなりますので設計するときにどのような空気の循環が良いのか建築会社に計算して貰うことも重要です。
特に軒下は空気の通りを良くすることは非常に重要で、雨が降っても軒下に風が通れば直ぐに乾き室内も乾燥した状態を保つことで家の中を快適な状態に保ちすごしやすい注文住宅に住むことが可能です。
注文住宅の間取りで重要なポイントとなる方角
注文住宅の間取りを考えるときには、方角を考慮しなければいけません。
たとえばリビングは日当たりを求めて南側に配置しがちですが、夏場は気温が上がり暑くなる可能性があります。
キッチンも西側には位置すると夕食を作る時間帯に西日が当たり、夏は暑い中揚げ物などを作らなければいけません。
それぞれにメリットとデメリットがあるので、設計士と綿密に打ち合わせをしながら注文住宅の間取りは決めていきましょう。
また注文住宅の間取りは、土地の形状や方角によってもある程度決まってきます。
北と西側が隣の家と隣接している東南角地なら、玄関を配置できるのは自然と東か南側になります。
土地次第で注文住宅の間取りはある程度決まってしまうので、理想を実現できるか考えつつ選ぶことが大切です。
住まいの東西南北は暮らしやすさだけではなく、風水にも関わってきます。
運気を上げる間取りにもこだわるなら、こうした点も考えながら決めていきましょう。